たいやきの名店「浪花家総本家」
こんにちは麻布十番生活です。
『たいやきにもいろいろありまして、鉄の型でひとつひとつ焼く。
これ、昔ながらの焼き方です。
つまり、パリッと焼き上がる。
それに皮がウスいから、アンコがたっぷり入ります。
このアンコ、甘さは抑えめ。それで北海道小豆の
風味が生きてくる。
本当のアンコの味がします。
このたいやき、只今実演販売中です。
ということはいつでも焼きたてが買えるってワケ。』
というわけで…
今回は麻布十番のシンボル店の一つ !
知らない人はいないほど有名な鯛焼き屋さん、“浪花家総本家”です。
東京には“鯛焼き御三家”と呼ばれる店があるそうですが、“浪花家総本家”はその一角。
創業は明治42年ということで、中でも最も歴史のある老舗店。
現在は四代目当主の神戸将守さんと奥様がのれんを守っていらっしゃいます。
70年代に大ブレークした ”およげたいやきくん”のアニメモデルは将守さんのお父様で三代目当主の守一さん。
亡くなるまでお店の看板的存在でした。
『まいにち まいにち ぼくらは てっぱんの~』でお馴染み
「親父の時代は町自体も元気で みんなが前だけを見て生きていた時代で 今よりももっと活気があったんですよ」
と懐かしそうに当時を語る、将守さん。
「今は麻布十番も少し元気をなくしてますね」といいつつも 朝から賑わう店先。
(混み合う時間は並ぶこと覚悟です)
「麻布十番の魅力は新しいところと古いところの両方が楽しめるところ。 物価はチョット高いかな(笑)」
たいやきの仕込みは北海道の契約農家さんから仕入れる小豆にさとうと塩のみで8時間煮ます。
うす皮は小麦粉とふくらし粉。 これを毎日約2000個も作るそうです。
「鯛焼き買いにきてくれるお客さんて大金持ちのセレブもいれば、ささやかな楽しみの人もいて様々。本当に層が広くて、面白いんですよ」と笑顔で語る将守さん。
(そういえば、先日お店から出てくる大物俳優さんをみかけましたよ♪)
「以前は、一人で2000個も買っていく方がいらっしゃいましたが、 さすがに今は100~200個買う方からふたりで1つを買う方までです」
2階は“ナニワヤカフェ”
ナニワヤカフェでは、そぼろ丼や焼そば、力うどんなどの食事もできるので、 ランチ時は近所のサラリーマンやOLさんで賑わいます。
食後にはたいやきはもちろん、その他和スイーツもいただけます。
三色鶏そぼろ丼(お味噌汁付き)700円
焼そば500円
田舎しるこ・白玉しるこ 共800円
ロールケーキお飲物セット800円
↑テラス席。 夏はここでかき氷たべたいですね
鯛焼きは1ケ150円。
やはり、美味しい~!!
150円でしあわせ気分。
これからもずーっとこの暖簾を、この味を絶やすことなく 守り続けて欲しいと願うばかりです。
*お知らせ*
2010年、浅草に“浅草浪花家”がオープンしました。 浅草ビューホテルの前です。 麻布十番の味が浅草で味わえます!!
浅草浪花家さんの 公式HPはコチラ