十番のおもちゃ屋さんと言ったら「小林玩具店」
こんにちは
麻布十番生活です
(この記事は2011年4月に執筆したものです。)
震災から1ヶ月。
福島原発問題や大きな余震など、まだまだ不安な日が続いていますが被災地の復興が始まっていますね。
東京の私たちが元気をだして、日本を盛り上げていかなければですね。
四月。
新学期も始まっていますね。
更新が遅くなってしまいましたが
「麻布十番生活ブログ」も
新たな気持ちで再スタートです!!
今回ご紹介するのは、私も小さい頃からお世話になっている、
老舗おもちゃ屋さんの“小林玩具店” さん。
麻布十番商店街の真ん中あたり、信号の角。
大きなウィンドーに「大江戸のおもちゃ」の文字に一度は足をとめたことがあるのでは?
創業は明治の初め。
最初は雑貨類を扱っていたそうで、
その後、大正時代までは
3月にお雛様
5月には五月人形を扱い、暇な時に玩具を売っていたそうです。弧を描いた独特なディスプレイが目をひきます。
現在は4代目店主の小林稔幸さんが
お嬢様と一緒に経営していらっしゃいます。
小林さんは4人のお嬢様をこの麻布十番の地で育てたそうです。
「十番は住みやすいところ。
でも、他の所に住んだことがないから、
比べようがないけどね(笑)
十番はいいお客様が多く
以前は芸能人も沢山きていました」
と話してくれる小林さん。
子供たちで賑わう店内
Q, 忘れられないお客様は?
A,「マッカーサー元帥の奥様と息子さんのアーサー君ですね。
アメリカ大使館が近いからかよく来てくれました。
奥様はとても気さくなよい人でしたよ。
アーサー君はどうしているかな?」
と懐かしそうに当時を語る小林さん。
Q, 今まで一番流行したものは?
A,「フラフープですね、まだ娘が産まれる前のことですが」
※1958年、アメリカで大流行したことをうけて日本でも一斉に発売。
「フラフープの値段は大人向け270円、子供向け200円。
ちなみに当時の物価、国家公務員の基本給が19,390円。食パン一斤30円、うどん35円の時代に、ブームになって品薄になりました。」
たまごっちの最新作。
キャラもアイテムも進化し、今でも人気商品。↓
Q, 今売れているのは?
A,「ベイブレードや爆丸バトルブローラーズ仮面ライダーオーズのメダルセットも人気です」
Q, ご主人のお気に入りの玩具は?
「この鉄道模型のゼロ番ゲージ。ドイツ製で40年以上前に購入したもの」
「全天候型で海外では屋外で走らせていたんですよ、広い庭とかでね。
うちでも以前は実際にお店のウインドウで走らせていましたよ。
今はしまって埃かぶってますけど(笑)そろそろまた走らせようかな?」
今年80歳になられる小林さん、
いつまでも子供達のために頑張って下さい!
小林玩具店
東京都港区麻布十番2-4-7
《扱い品目》
一般玩具・保育玩具・お子さま乗りもの・ 大江戸玩具等々