麻布十番の生き字引「山本仁壽(きみとし)さんにインタビュー」
こんにちは、パシ・コムです。
パシ・コムでは、麻布十番を中心に、数多くの自社管理物件をはじめとする賃貸物件を豊富に取り扱い、お客様にご紹介させていただいております。
麻布十番の“生き字引”といっても過言ではない、山本仁壽(きみとし)さん
通称「仁さん」。
“メンズショップローリエヤマモト”は
明治44年、足袋屋として創業、
平成23年には創業100年を迎える紳士洋品専門店。
(メンズショップローリエヤマモト様は、2011年1月31日をもって閉店しております。)
『パティオ十番』を臨む1階の明るい店舗で、店主の山本さんに麻布十番について、あれこれ伺ってきました。
赤い靴の女の子 きみちゃんの真実
まず、麻布十番のシンボルといえば
パティオ十番にたたずむ
赤い靴のモデルとなった『きみちゃん』像。
山本さんと『きみちゃん』との出会いは、「十番たより」という麻布十番広報誌の広報部長だった頃。
文房具店の武正さんに「“赤い靴”の女の子と十番とは何か関係があるらしい」と聞いたことがきっかけだそうです。
調べてみたら意外な真実がわかりました。
船にのれなかった きみちゃん
野口雨情の「赤い靴」の歌詞で、きみちゃんは「異人さんに連れられて行っちゃった」はずでしたが、なんと、きみちゃんは横浜の波止場から船に乗ることもなく、日本で9歳の短い命を閉じていたのです。 きみちゃんが亡くなるまで過ごしたのが、現在の『十番稲荷神社』に立地する『鳥居坂教会』の孤児院だそうです。
麻布十番ときみちゃんはこんなご縁があったのでした。
平成元年2月に建立された「きみちゃん像」は
ローリエヤマモトさんの目の前。
ローリエヤマモトさんの方を向かいほほ笑んでいるようです。
きっと何かご縁があるのでしょうか・・・
そうそう、山本さんのお名前も「きみとし」さんです(笑)。
その後「きみちゃん」像から派生した「きみちゃんチャリティー」に
少しでも役立てば、と
ローリエヤマモトさんにて手作りの「きみちゃん絵ハガキ」販売しているそうです。
他にも麻布十番の街に根付いた活動をされている山本さん。
麻布十番を知るには何はともあれ
山本さんが独学で作成したサイト
「麻布十番未知案内」をご覧いただくことをおすすめします。
このサイトはとにかく凄い!
麻布十番の全てがわかります。
さてさて、麻布十番生活インタビュー、
今回は第一弾として“ローリエヤマモト”さんにお話しを伺いましたが、
まだまだ知らない麻布十番の魅力を教えていただいたので、
次回も“ローリエヤマモトさん 後編”をお届します。
お楽しみに!!
※こちらのブログは2010年のものです。最新の情報は下記の「麻布十番未知案内」をご覧ください。
メンズショップ ローリエヤマモト
〒106-0045
東京都港区麻布十番2-9-4
※現在は別の店舗が営業しています。
麻布十番未知案内 //jin3.jp/kameiten1/laurier.htm
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